つれづれなるままにリボルバー祭り
Tribute Vlog for Revolver: Special Edition
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ポール・マッカートニー&ウイングス
のトリビュート LIVE フェスティバル
WINGSFAN をプロデュースしてい
ます。このブログは私が日常生活
の中で興味を持ったことやウイン
グスや WINGSFAN などに関する
情報などを毎日掲載しています。 

wingsfan@wingsfan.net


50年を経て「マイ・スウィート・ロード」のミュージックビデオが制作される

ジョージ・ハリスンのアルバム「オール・シングス・マスト・パス」50周年記念盤のリリースを記念して、リンゴ・スター、ジェフ・リン、ジョー・ウォルシュ、アル・ヤンコビック、俳優のマーク・ハミル、ロザンナ・アークエットらが出演する マイ・スウィート・ロード のミュージック・ビデオが公開された。ランス・バングスが監督を務め、ジョージの息子ダニーがエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。ダニーとジョージの妻オリヴィアもカメオ出演しており、ジョージ本人も過去の映像により登場する。音源は2020年のポール・ヒックスによるミックスが使用されている。同ビデオは、映画「スター・ウォーズ」のルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが、ある一本の電話を受けるところから始まり、電話相手の男は「目に見えない何かが、また現れた」と不気味な口調で彼に伝える。電話を切ったマークは、振り向きざまに現れたフレッド・アーミセンに現場を調査するように依頼し、特別捜査官のフレッド・アーミセンはヴァネッサ・ベイヤーを連れて、本が物理的に不可能な弧状に積み重ねられた図書館で潜入捜査を始める。マークに渡された懐中電灯と“見えない何か”に反応する謎のスキャナーを持って現場へと向かった2人はスキャナーを使って本のページや本を読んでいる子供たちなど、図書館中をくまなく調べ上げるが、結局何も発見できなかった。図書館を後にした2人は途中で分かれ、フレッド・アーミセンは映画館へと向かい、そこで待っていたダレン・クリスと合流。支配人のパットン・オズワルトに入場を一瞬止められかけるも、無事に中へ入り、調査を開始する。観客席にはロザンナ・アークエット、アツコ・オカツカらが観客としてカメオ出演。スクリーンにはジョージの映像が映っており、懐中電灯の光によって視界を妨げられて激怒したリンゴ・スターとジョン・ウォルシュがフレッドにポップコーンをぶちまける。その後、ジョン・ハムからビデオ通話で「たくさんの捜査官をヘルプに向かわせる」と言われ、ホッとしたフレッド。捜査官としてダニー、タイカ・ワイティティ、ジョージの妻オリヴィアらが登場する。謎は解かれないまま、見えないものを探求することは生涯の使命であるというメッセージが秘められたこのビデオの撮影はダウンタウンの The Last Bookstore から Vista Theatre まで、ロサンゼルスを象徴する数々のロケーションで行われた。ランス・バングス監督は「この作品の制作は、私の人生で最も充実した経験のひとつでした。このビデオでは、身の周りの極めて抽象的な不可思議さに気づかないまま捜査を続ける捜査官や検査官たちを描きながら、曲を視覚的に表現するというアプローチをとっています。ボーカルのメロディー、ギターのリズム、ドラムのパターン、コードの変化などの音に合わせて、映像を振り付けました。ジョージは過去のどのビデオにもユーモアのセンスを織り込んでいたので、その精神はそのままに、彼の友人や彼の音楽を愛する人、現在のコメディ界で活躍している人たちでキャストを埋め尽くしました。それからジョージの“ハンドメイド・フィルムス”が製作した映像作品にも使われたヴィンテージのプライム・レンズを探し出しました。この作品を見みる人に不可思議さや探求心を感じてもらいたいですし、この曲が私たち皆の人生にとってプラスになり続けることを願っています」と述べている。前述のキャストに加え、俳優のダレン・クリス、ジョン・ハム、コメディアンのモシェ・キャッシャー、ナターシャ・レゲロ、コメディ・デュオのティム&エリック(ティム・ハイデッカーとエリック・ウェアハイム)、ガーファンクル&オーツ(ケイト・ミクーチとリキ・リンドホーム)、そして映画監督で、脚本家、映像作家のシェパード・フェアリーなど、総勢40人以上のミュージシャンや俳優、コメディアン、クリエイターらが出演している。同ビデオの全出演者は以下のとおり(出演順)

マーク・ハミル
フレッド・アーミセン
ヴァネッサ・ベイヤー
モシェ・カッシャー
ナターシャ・レジェーロ
ジェフ・リン
レジー・ワッツ
ダレン・クリス
パットン・オズワルト
アル・ヤンコヴィッチ
デビット・グボリー
サム・リチャードソン
岡塚敦子
ロザンナ・アークエット
ブランドン・ウォーデル
リンゴ・スター
ジョー・ウォルシュ
ジョン・ハム
ブレット・メッター
アンダーズ・ホーム
ダニー・ハリスン
ルパート・フレンド
アンガス・サンプソン
タイカ・ワイティティ
エリック・ウェアハイム
ティム・ハイデッカー
ケイト・ミッチ
リキ・リンドーム
アリッサ・ストノハ
ミトラ・ジュハリ
サンディ・ホーニグ
オリヴィア・ハリスン
エイミー・マリンズ
コートニー・パウロソ
ナタリー・パラミデス
シェパード・フェアリー
クラウディア・オドハティ
トム・シャーリング
ポール・シェア
サラ・ベイカー

My Sweet Lord - George Harrison

Thanks! uDiscoverMusic

ミュージックビデオ My Sweet Lord 公開されました

15日深夜(26:00)、ジョージ・ハリスンのアルバム「オール・シングス・マスト・パス」発売50周年記念盤より、My Sweet Lord のミュージックビデオがプレミア公開されました。監督はランス・バングス。以下の40人以上のミュージシャン、俳優、コメディアンが出演しています。(登場順)

Mark Hamill
Fred Armisen
Vanessa Bayer
Moshe Kasher
Natasha Leggero
Jeff Lynne
Reggie Watts
Darren Criss
Patton Oswalt
Al Yankovic
David Gborie
Sam Richardson
Atsuko Okatsuka
Rosanna Arquette
Brandon Wardell
Ringo Starr
Joe Walsh
Jon Hamm
Brett Metter
Anders Holm
Dhani Harrison
Rupert Friend
Angus Sampson
Taika Waititi
Eric Wareheim
Tim Heidecker
Kate Micucci
Riki Lindhome
Alyssa Stonoha
Mitra Jouhari
Sandy Honig
Olivia Harrison
Aimee Mullins
Courtney Pauroso
Natalie Palamides
Shepard Fairey
Claudia O'Doherty
Tom Scharpling
Paul Scheer
Sarah Baker

Thanks! George Harrison

ジョージ・ハリスン、My Sweet Lord 初ミュージックビデオ公開へ

ジョージ・ハリスンのアイコニックな名曲 My Sweet Lord の初の公式ミュージック・ビデオが12月16日午前2時(日本時間)に公開される。ジョージ・ハリスンの公式ツイッターに投稿されたこのビデオのティーザー映像では映画「スター・ウォーズ」のルーク・スカイウォーカー役として知られるマーク・ハミルが、メン・イン・ブラック風の衣装で登場したコメディアンで俳優のフレッド・アーミセンに謎めいた特製スキャナーの使い方を指導する様子が映し出されている。同ビデオに関して、現時点でまだ多くは明かされていないが、大きな役所を担うと思われるこの2人の映像は米ロサンゼルスのダウンタウンにある The Last Bookstore で撮影されたそうだ。今年発売50周年を迎えたジョージ・ハリスンの傑作アルバム「All Things Must Pass」に収録されている「My Sweet Lord」はジョージにとって自身初の全米・全英No.1シングルであり、1971年に英国で最も売れた楽曲として知られている。たが、ジョージが作曲したこの「My Sweet Lord」を最初に録音したのはジョージではなかったことをご存知だろうか。彼はこの曲をビリー・プレストンに提供し、1970年9月にリリースされたアルバム「Encouraging Words」に初収録された。ビリー・プレストンの同アルバムにはエリック・クラプトン、ボビー・ウィットロック、カール・レイドル、そして今作の直後にデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成したジム・ゴードンなど「All Things Must Pass」にも登場し、この時期のジョージ・ハリスンの音楽世界と密接に繋がっていたミュージシャンたちが多く参加している。ボビー・キーズとジム・プライスがホーンを演奏し、ビリー・プレストンの「My Sweet Lord」ではエドウィン・ホーキンス率いるゴスペル・シンガーたちがバック・ボーカルを務め、ゴスペル特有のサウンドに仕上がっている。一方で、ジョージ・ハリスンの「My Sweet Lord」のレコーディングはアビイ・ロード・スタジオでのセッションを共同プロデュースしていたフィル・スペクターと共に行われ、このバージョンにも参加したビリー・プレストンをはじめ、エリック・クラプトン、リンゴ・スター、ジム・ゴードン、そして当時アップル・コアと契約していたバッドフィンガーの4人のメンバーも参加した。最終バージョンの制作にあたり、ジョージとフィル・スペクターは、数あるリズム・トラックの中から、ベースにクラウス・フォアマン、セカンド・キーボードにゲイリー・ライトらを起用したマスター・テイクを選んだ。また、メイン・セッション後にピーター・フランプトンがアコースティック・ギターを加えた可能性もあるとされている。ジョージのスライド・ギター・パートとジョン・バラムによるオーケストラ・アレンジは英ロンドン中心部にあるトライデント・スタジオでオーバー・ダビングされている。



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関連Blog
12/14のBlog ミュージックビデオ My Sweet Lord 12月15日深夜公開


楽曲解説 My Sweet Lord
My Sweet Lord - George Harrison

ロック史に燦然とそびえ立つジョージ・ハリスンの名盤「オール・シングス・マスト・パス」からシングルカットされたこの美しい歌「My Sweet Lord」は、元ビートルズのメンバーによる初の英米で1位となったシングルという栄誉に輝いただけでなく、英国で1971年に最も売れたシングルとなった。この曲を書いたのはジョージだが、「My Sweet Lord」をレコーディングしたのは彼が最初ではなかったことはご存知だろうか? ジョージはビリー・プレストンが1970年9月にリリースしたアルバム「Encouraging Words」のための曲として彼にこの曲を提供していたのだ。

ジョージの作り出す音楽世界
ビリー・プレストンのアルバムには、このすぐ後にデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成するエリック・クラプトン、ボビー・ウィットロック、カール・レイドルそしてジム・ゴードンといった「オール・シングス・マスト・パス」に参加してこの時期のジョージの音楽世界に深い関わりを持っていた多くのミュージシャン達が参加していた。ボビー・キーズとジム・プライスがホーンセクションを担当したビリーの「My Sweet Lord」のバージョンでは、ゴスペルのエドウィン・ホーキンズ・シンガースが独得のサウンドでバックボーカルを務めていた。ジョージが「My Sweet Lord」を書き始めたのは1969年の12月で、その頃彼はビリー・プレストンやエリック・クラプトンらとデンマークのコペンハーゲンでデラニー&ボニーのバンドのツアーに参加していた。当時彼はいろんな作品を手がけながら、精神的にも充実した時期で、ビリー・プレストンのアルバム「神の掟」やロンドンの宗教団体、ラダ・クリシュナ・テンプルのシングル「Hare Krishna Mantra」をプロデュースする一方、自分自身のソロ・レコードのために精神的なテーマの曲を書いていた。


この曲の精神的なテーマ
コペンハーゲンはデラニー&ボニーのヨーロッパ・ツアーの終点で、12月のファルコナー劇場での3日間にわたるコンサートでツアーは完結することになっていた。ジョージによると、「My Sweet Lord」が生まれたきっかけは、バンドメンバーが記者会見を行っている間、ジョージが上の階の部屋でギターでコードを弾きながら「ハレルヤ」や「ハレ・クリシュナ」といった言葉を交互に歌っている時だったという。ジョージは後にこの曲を他のメンバーに聴かせて、コーラスが作り上げられた。ジョージは更にエドウィン・ホーキンス・シンガースによる賛美歌「Oh Happy Day」の演奏にヒントを得て、最後はビリー・プレストンの助けを得て曲を完成したため、この曲はビリーのアルバムにも収録されることになった。ジョージによる「My Sweet Lord」はアビー・ロード・スタジオで彼のセッションの共同プロデューサーだったフィル・スペクターと一緒にレコーディングされた。そのレコーディングには再びビリー・プレストンが演奏で参加したほか、クラプトン、リンゴ・スター、ジム・ゴードン、そして当時アップルと契約していたバッドフィンガーの4人のメンバー全員が参加した。最終的なバージョンのためのマスター・テイクを決めるにあたり、ジョージとフィル・スペクターはクラウス・フォアマンのベースとゲイリー・ライトの2つ目のキーボードを含む、数々のリズム・トラックを選んだ。メイン・セッションの後にピーター・フランプトンによるアコースティック・ギターの演奏が加えられた可能性もある。ジョージによるスライド・ギターのパートとジョン・バーラムによるオーケストラ・アレンジの音源はロンドン中心部にあるトライデント・スタジオでオーバーダビングされた。ジョージは最初「オール・シングス・マスト・パス」からはシングルをリリースしたくないと考えていたが、最後は折れて「My Sweet Lord」が英国以外の世界中でシングルとしてリリースされた。米国でのリリースは1970年11月23日で、シングルのミックスは「オール・シングス・マスト・パス」収録のバージョンとは異なり、エコーを減らし、バック・ボーカルが若干変更されていた。


その年を代表するシングル
「Isn't It A Pity」との両A面でリリースされた「My Sweet Lord」は1970年12月26日付の全米シングルチャートで1位を獲得、最終的に4週間1位を記録した。英国でもひっきりなしにラジオで流れたため、最終的には1971年1月23日にシングルがリリースされ、翌週には1位を獲得した。また、1971年が終わる頃、「My Sweet Lord」はメロディ・メーカー誌の「年間最優秀シングル」と「世界の年間最優秀シングル」の両方の部門で読者投票による1位を獲得し、1972年7月にはこの曲は英国の優れたソングライターに与えられるアイヴァー・ノヴェロ賞を2つもジョージにもたらしたのだった。2001年1月にジョージは「オール・シングス・マスト・パス」のリマスター盤の発売にあたり、この曲の新バージョンをボーナス・トラックとしてアルバムに収録した。その新バージョン「My Sweet Lord (2000)」ではジョージの友人のジョー・ブラウンの娘サム・ブラウンがジョージとボーカルを分け合い、息子のダニー・ハリスンのギターとレイ・クーパーのタンバリンを含む、ほとんど新録音の演奏がバックを務めている。このバージョンはジョージの没後2002年1月にリリースされたオリジナルの「My Sweet Lord」のシングルにも収録されている。このバージョンは2002年1月26日付の全英チャートで1位となり、同じアーティストによる同一曲で2度1位になったという正に一握りの曲が持つ記録を達成した。エルヴィス・プレスリーがそのような記録を3曲について持っているが、それ以外の唯一の曲はクイーンの「Bohemian Rhapsody」だ。


ジョージの歓喜に満ちた歌
1971年、ジョージは1960年代のガール・グループ、ザ・シフォンズの「He's So Fine」の音楽出版社から著作権侵害の訴えで告訴された。1976年に判事はジョージの著作権侵害を認めたが、次のように書いている。「ハリスンは意図的に「He's So Fine」の音楽を使用したのか? 私はそうは思わない。しかしながら「My Sweet Lord」が異なる歌詞を持ちながら「He's So Fine」と同一の曲であり、ハリスンが「He's So Fine」を耳にする機会があったことは明らかである。これは法の下では著作権侵害であり、例えその使用が無意識下で行われたとしてもその行為を減じるものではない」。損害賠償金に関する裁判は何十年にもわたって延々と続き、そこで論じられた法律の詳細なポイントはあまりに複雑で冗長なのでここではそれには立ち入らないことにする。とにかく、ジョージ・ハリスンのこの歓喜の歌は多くの人に深い喜びを与え、困難やストレスそして様々な問題に悩むその他の人々の気持ちを高揚させた、真に深く記憶に残るレコードだ、とだけ言っておこう。どんなミュージシャンでもそれ以上の素晴らしい贈り物を届けてくれることができるだろうか?



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楽曲解説 Run Of The Mill ビートルズに対する重々しい決別
ジョージ・ハリスン

1969年1月、ジョージ・ハリスンは一時的にビートルズを脱退していた。前年11月、ザ・バンドのウッドストックのホーム・スタジオを訪れた際、彼らが和気あいあいとこの上なく楽しげに録音作業に打ち込む姿を目のあたりにして、自分たちのバンドのピリピリと張りつめたセッションに幻滅したことが直接の引き金だった。彼がそこで目撃したものが示唆していたのは、もっと冷静で民主主義的な創作プロセスは可能なのだという事実だ。当時のストレスフルな環境からは「I Me Mine」や「Wah Wah」といった、口惜し紛れのような、だが同時にどこか求道的な曲が幾つも生み出された。「Run Of The Mill」も同じように自己探求色の濃い曲だ。皮肉なことに、この曲の当初の歌詞はアップルから来た封筒に走り書きされていたと言う。管理運営に関する意見の食い違いが原因でバンドを取り返しのつかない分裂状態に追い込んだ因縁の会社である。

1970年4月、ポール・マッカートニーが全世界に対してビートルズの解散を告げてから数週間後、ジョージ・ハリスンはニューヨークで自身のソロ・アルバム制作作業開始のタイミングについて、フィル・スペクターと話し合っていた。スペクターは「Run Of The Mill」をはじめ、彼が自作曲の中から選りすぐったナンバーのレコーディングをプロデューサーとして任されることになっていたのである。「Run Of The Mill」に込められた怒りの感情は明らかにマッカートニーに向けられたものだったが、この曲は同時に自らの行動を意識し、律することを促す警告的な物語としても機能している。ジョージはこう歌う。

No one around you will carry the blame for you
No one around you will love you today
And throw it all away

君の周囲の誰ひとりとして キミの責任を肩代わりしてはくれない
君の周囲の人間は今日、誰ひとりとしてキミを愛してくれはしない
愛なんてどうでもいいと思っているよ

5月下旬、英ロンドンのアビー・ロード・スタジオで、スペクターと共にニュー・アルバムのセッションが開始された。結果として生まれたアルバム「All Things Must Pass」には錚々たる有名ミュージシャンやゲストたちが協力者として名を連ねているものの、核となるチームは彼とエリック・クラプトンが1969年の一時期ツアー生活を共にしたデラニー&ボニーのオールスター・グループからハリソンによって起用された面々だった。フィル・スペクターの手によって、元々は内省的かつ牧歌的なささやかなアコースティック楽曲として生まれた「Run Of The Mill」は幾層にも重なったメロディの織り成す希望に満ちたアンセムへと構築されていった。当時セッションに立ち会っていたキーボーディストのビリー・プレストンはこう語る。「(スペクターは)独特の仕事の仕方をするからね。彼は沢山のキーボードに同じコードを弾かせて、その音を大きく、分厚くしていくんだ。俺たちは相当何回も、色んなオクターヴで同じコードを弾いてね、その作業の単調さったらもう、ゲンナリだったよ。でも彼はそうやって、いわゆるフィル・スペクター・サウンドを作り上げて行ってたんだ。俺は個人的には彼のサウンドは好みじゃないんだよね...だけどあの時のジョージの曲に関しては、あのやり方はパーフェクトだった」。

アルバム「All Things Must Pass」は1970年11月にリリースされ、全英アルバム・チャートの1位に輝き、6週連続でその地位に居座り続けた。アルバム自体のテーマには宗教的な影響も色濃く感じられるものの「Run Of The Mill」を通じて“寡黙なビートル”が表現したのは「パートナーシップにまつわる苦悩」と、グループの無惨な最期に対するこの上なく赤裸々な洞察だった。ジョージはメンバーたちに向かってこう投げかけている。

You got me wondering how I lost your friendship
But I see it in your eyes

一体どこでキミの友情を喪ってしまったんだろうとずっと考えてた
でもその答えはキミの目を見れば分かってしまう

2001年、この世を去る僅か9か月前にジョージは「Run Of The Mill」を「All Things Must Pass」の収録曲の中でもお気に入りとして挙げていた。「あの曲の歌詞と、そこに込められているメッセージに特別な思い入れがあるんだよ」と言うのが彼の述べたその理由だった。同様に彼の妻であるオリヴィアもこの曲は亡夫の遺した楽曲の中で最も思い入れのある曲だと語っている。「とても美しい歌ですよね。それに、あの歌詞はとても勇気を与えてくれる“It's you that decides, Which way you will turn / どちらの方向に進むのか 決めるのはキミ次第”って。あの曲はこれからもずっと、あの人の素敵な忘れ形見ですね」。


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アナログ盤
9/30 Holidays Rule (ポール・マッカートニー参加) 2LP スプラッター
9/30 Holidays Rule (ポール・マッカートニー参加) 2LP 赤
10/5 ヨーコ・オノ レッツ・ハヴ・ア・ドリーム 1974ワン・ステップ・フェスティヴァル アナログ盤スーパー・デラックス・エディション
10/5 ヨーコ・オノ レッツ・ハヴ・ア・ドリーム 1974ワン・ステップ・フェスティヴァル
10/28 ビートルズ リボルバー スペシャル・エディション 4LP+EP
10/28 ビートルズ リボルバー スペシャル・エディション LP
10/28 ビートルズ リボルバー スペシャル・エディション LP+Tシャツ
10/28 ビートルズ リボルバー スペシャル・エディション LP+トートバッグ
10/28 ビートルズ リボルバー スペシャル・エディション LP ピクチャー
11/18 リンゴ・スター EP3 10インチシングル
11/18 リンゴ・スター EP3 カセットテープ
11/18 マイケル・ジャクソン スリラー40周年盤 (ポール・マッカートニー参加)

映画
10/1 16:40~18:20 ワンダーウォール
10/4 18:50~20:30 ワンダーウォール
10/7 18:50~20:30 ワンダーウォール
11/26~ マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説
12/2 月の満ち欠け (ジョン・レノン曲使用)
12/8 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
2023年? The Lost Weekend: A Love Story
2023年? ブライアン・エプスタイン Midas Man
2023年? ザ・クオリーメン

イベント
10/1~30 THE GOLDEN YEARS OF BRITISH ROCK 浅沼ワタル写真展 東京
10/1 万平ホテル アルプス館 プレミアムプラン
10/1 19:00 犬伏功の犬伏功のミュージック・ライナーノーツ Vol.32 グリン・ジョンズ特集
10/2 17:00~21:00 「ジョージ・マーティンになりたくて」刊行記念イベント
10/4 19:00 永沼忠明 マッカートニーシンガーデビュー 40周年記念ライブ 1982→2022
10/6 19:00 リンゴ・スター研究本出版記念! ~Tribute to Ringo Starr~
10/8 13:00 ビートルズ・デビュー60周年 いま振り返るスタジオ・セッションの歴史 1966-1970
10/9まで ポップアップショップ ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド
10/20まで リンゴ・スター 北米ツアー
10/29 13:00~18:00 湾岸レコード・フェア 第1回 【怪奇骨董音楽市】
10/30 11:00~16:00 湾岸レコード・フェア 第1回 【怪奇骨董音楽市】
10/30 ビートルズ・トリビュートLIVEイベント FOOL ON THE HOLIDAY 2022
11/12 13:00 ビートルズ・デビュー60周年 いま振り返るスタジオ・セッションの歴史 1966-1970
11/19~2023/1/9 THE GOLDEN YEARS OF BRITISH ROCK 浅沼ワタル写真展 大阪
11/26~1/29 マリー・クワント展
12/10 13:00 ビートルズ・デビュー60周年 いま振り返るスタジオ・セッションの歴史 1966-1970
2023/2/12まで アンディ・ウォーホル・キョウト
2023/3まで The Beatles:Get Back to Let It Be 展

本、雑誌、ムック
10/3 ビートルズUK盤コンプリート・ガイド[増補改訂版]
10/4 パティ・ボイド Pattie Boyd:My Life in Pictures
10/5 ザ・ゴールデン・イヤーズ・オブ・ブリティッシュ・ロック 浅沼ワタル写真集
10/14 デイヴ・グロール自伝:音楽と人生 ~ ニルヴァーナ、そしてフー・ファイターズ(仮)
10/25 松村雄策 僕の樹には誰もいない
2023年 ポール・マッカートニー国内盤シングルレコード大全(仮)
2023年 マル・エヴァンス伝記本

TV , ラジオ
10/4 15:00~15:30 世界サブカルチャー史 欲望の系譜「アメリカ 闘争の60S」 30分版 NHK Eテレ

CD
10/7 BOND 25 (ポール・マッカートニー&ウイングス曲収録)
10/19 ビートルズ ワンデイ・セッション1963
10/21 NOW Yearbook Extra '79 (ポール・マッカートニー曲収録)
10/21 ラー・バンド The Rah Band:Messages From The Stars
10/28 ビートルズ リボルバー スペシャル・エディション 5CD
10/28 ビートルズ リボルバー スペシャル・エディション 2CD
10/28 ビートルズ リボルバー スペシャル・エディション CD
11/18 マイケル・ジャクソン スリラー40周年盤 (ポール・マッカートニー参加)

4K Ultra HD、Blu-ray、DVD
10/7 ザ・ビートルズ&インディア DVD

グッズ
10/14 ザ・ビートルズ公式カレンダー2023
10/28 リボルバー スペシャル・エディション発売記念公式Tシャツ

リボルバー スペシャル・エディション

国内盤
5CD (輸入国内仕様、完全生産限定盤、B2ポスター付き) amazon , Tower Records
2CD amazon , Tower Records
1CD amazon , Tower Records
4LP+EP (直輸入仕様、完全生産限定盤) amazon , Tower Records
1LP (直輸入仕様、完全生産限定盤) amazon , Tower Records
1LP ピクチャー・ディスク (直輸入仕様、完全生産限定盤、ステッカーシート付き) The Beatles Store Japan

海外盤
5CD
2CD
1CD
4LP+EP
1LP
1LP ピクチャー・ディスク
1LP+Tシャツ [Target Exclusive]
1LP+トートバッグ [Indie Exclusive Limited Edition]

グッズ
公式Tシャツ