プロフィール |
Author:wingsfan
ポール・マッカートニー&ウイングス のトリビュート LIVE フェスティバル WINGSFAN をプロデュースしてい ます。このブログは私が日常生活 の中で興味を持ったことやウイン グスや WINGSFAN などに関する 情報などを毎日掲載しています。
wingsfan@wingsfan.net
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全英チャート The Official UK Charts ザ・ビートルズ:Get Back 45位再登場 |
ビートルズの映像作品 ザ・ビートルズ:Get Back 発売14週目の全英ビデオ・チャートです。
Official Video Chart Top 100 (2022/10/16付) This Last Week Week Title / Artist 1 (2) Jurassic World - Dominion 2 (1) Thor - Love And Thunder 3 (3) Elvis 4 (new) DC League Of Super-Pets 5 (12) The Batman 45 (re) Get Back / Beatles
Official Blu-Ray Chart Top 100 (2022/10/16付) This Last Week Week Title / Artist 1 (2) Jurassic World - Dominion 2 (1) Thor - Love And Thunder 3 (9) The Batman 4 (6) Elvis 5 (63) Bram Stoker's Dracula 17 (re) Get Back / Beatles
Official Music Video Chart Top 50 (2022/10/16付) This Last Week Week Title / Artist 1 (new) Summer Shall Not Fade / Big Big Train 2 (4) Get Back / Beatles 3 (1) Live From The Astroturf / Alice Cooper 4 (re) The War Of The Worlds - New Generation / Jeff Wayne / Cast Recording 5 (24) Phantom Of The Opera At The Albert Hall / Cast Recording 16 (17) Eight Days A Week - The Touring Years / Beatles ※前週18位だった Boxset / Beatles はチャート圏(50位)外
Thanks! The Official Charts Company
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「リボルバー」スペシャル版、新技術を使った新ミックスへの絶賛レビュー |
28日、ビートルズの1966年の画期的なアルバム「リボルバー」のスペシャル・エディションが発売され世界のメディアから「啓示的で驚異的」「より豊かで暖かく、噛み応えに満ちている」「リアルタイムで実験の天才たちを体験」と絶賛されている。
新技術を使った画期的なミックス プロデューサーのジャイルズ・マーティンとエンジニアのサム・オケルによる、スペシャル・エディションのステレオ・ミックスとドルビー・アトモス・ミックスの画期的なリミックス作業に、批評家たちは絶賛の声を上げている。オリジナルの「リボルバー」は4トラック・テープで録音され、ギター、ベース、ドラムが同じトラックに収められていたため、この二人はここ数年で発売されているビートルズ後期のアルバムの50周年記念盤のようなサウンドの新ミックスはできないだろうと思われていた。しかし、そういった考えはドキュメンタリー「ザ・ビートルズ:Get Back」で監督をつとめたピーター・ジャクソンのウィングナット・フィルム・プロダクションズに所属するエミール・デ・ラ・レイ率いるサウンドチームが開発した最先端のデミックス技術が登場する前のことだった。この新技術によって、過去に4トラックで録音された音源を分離し、ステレオでリミックスすることが可能になったのだ。
世界の音楽誌からの絶賛 イアン・フォートナムはクラシック・ロック誌に「誰も彼らがどうやったのか知らない。しかし、彼らはやってのけたのだ。そして、その結果は、啓示的であり、驚くべきものである。このアルバムの14曲は、素晴らしいものであることは周知の事実である(90年代には常にベストアルバムに選ばれていた)。ジャイルズ・マーティンは「For No One」や「Here There And Everywhere」、そして不朽の名曲「Tomorrow Never Knows」を美しく磨き上げるように敬意を込めてレストアを行い、特に感情的なパンチを与えている」と書いている。今回のスペシャル・ディションを「リボルバーレイション(Revolver とRevolutionを合わせた造語)」と呼ぶ Daily Mail のレビューで、Adrian Thrills は「サウンドはよりリッチで暖かく、噛み応え十分だ。楽曲は、従来のアレンジを一切変更せず、そのままの形で収録している。「リボルバー」は結局のところ、時の経過という試練に耐えてきた楽曲がすべてなのだ。このアルバムが永続的な影響を与えたのも不思議ではない。ビートルズがこのように生き生きとよみがえったのを聴くのは、この秋の音楽の楽しみの一つだ」と綴っている。ガーディアン紙は、レビューで5つ星の最高評価をし、筆者のアニー・ザレスキは「実験的な天才がリアルタイムで登場」という見出しで、「若きマーティンは賢明にも現代的な洗練やトリックを加えることによって21世紀の耳に合わせてレコードを調整することはしていない。その代わりに彼が行ったアプローチは、元々あった楽曲のニュアンスを現代の視点から増幅することであり、聞き慣れた曲でさえ新鮮に聞こえてくる。「リボルバー」には2017年にリリースされた「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band」のリミックスのような万華鏡のような深みは必ずしもないが、それはわずかな違いだろう。むしろ、「リボルバー」の新しいディテールは、曲の中のより深い意味を教えてくれるのだ。より顕著になったのは、「Here, There and Everywhere」での低い光のバックハーモニーが、この曲を昔ながらのロックンロール・ラブソングとして作り変え、「I Want to Tell You」ではピアノが語り手の不安を映し出し、「Taxman」でのマッカートニーの沸き立つウォーキングベースがジョージによる歌詞の辛辣でシニカルな音色を照らしているということだ」と熱弁している。また、Spill Magazine 誌の Aaron Badgley は「(ジャイルズ・マーティンは)アルバムにずっとシャープな音を与えている。ボーカルはより際立っていて、新ミックスの中で失われることはない。「Dr. Robert」には信じられないほどのエネルギーがあり、新しいミックスでそれが伝わってくる。「She Said She Said」も新しいミックスの恩恵を受けて、少しレイドバックした曲になっているが、素晴らしいボーカルはそのままだ。(ジャイルズ・)マーティンは基本的に父親がやったことをすべて取り入れながら、それぞれの曲のある側面を強調している。フレンチホルンをフィーチャーした「For No One」のような曲は、曲の美しいアレンジを維持しつつ、ボーカルをより前に出すことで、ピカピカの新しいミックスの恩恵を受けている」と評している。
Thanks! uDiscoverMusic
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和久井光司「私をつくったもの」展 11月18~27日開催 |
和久井光司「私をつくったもの」展 昨年に続いて shell102 で開催する和久井展は、1958年に渋谷で生まれてから、横浜で育った18歳ぐらいまでのあいだに衝撃を受け、まさに人生を変えられた、マンガ、映画、文学、アート、音楽作品を、発売(公開)当時の「オリジナル版」で展示するイヴェントです。可能なかぎりお手にとってご覧いただけるようにしますので、ぜひお越しください。会期中に以下のライヴ、トーク・ショウも開催いたします。
18日(金)19:00 Opening Party 森次郎と納富廉邦が訊く 社長の頭の中 19日(土)18:00 和久井“はまだ”周平 + 小林晴香ライヴ 20日(日)18:00 佐藤利明 × 和久井光司 映画で見る昭和の風景 23日(祝)18:00 藤本国彦 × サエキけんぞう × 和久井光司 ビートルズ大バカ話会 25日(金)19:00 菊池琢己 × 和久井光司 電電公社 ライヴ 26日(土)18:00 日比谷カタン × 和久井光司 ライヴ マンガや文学で辿る文化の変遷 27日(日)18:00 窪田晴男 × 和久井光司 東京暮色アコースティックス ライヴ
会期 11月18日~27日 12:00~ (11/21、22日は休館) 会場 吉祥寺 shell102 (東京都武蔵野市吉祥寺南町2-29-10 エクセル井の頭102) 料金 イベント時 3000円(目録代込み)+ 1order(和久井家の手料理あり) 通常展示時 600円(目録代)+ 1drink order 予約 shell102 まで
Thanks! 和久井光司
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相次ぐ中古CDの買取り終了 様変わりする存在価値、CDが復権する可能性は? |
アナログレコードの人気が加熱するなか、先ごろ大手レンタルビデオ店で中古CDの買取を終了することが発表された。昨今は音楽もサブスクリプションやダウンロードなどで消費されており、一部のプレミアを除くCDの価値が落ちている印象はある。かつてはCDのミリオンセールが話題になっていたが、昨今は複数の形態別だったり、特典付きのCDが登場し、個人が同じCDを複数枚持つことも当たり前の時代に変わってきている。今後CD市場はどのような道筋をたどるのか? “エコストアレコード”として全国で中古レコード・CDの買取りを担っているFTF株式会社の担当者に話を聞いた。
バブル弾けた後も日本経済を支えた 90年代、絶頂期を迎えた音楽市場の象徴がCDだった 中古CD買い取り終了のニュースが流れたとき、SNSではコレクターから「我々はCDの山のなかで息絶えるんだ...」というつぶやきも。同社担当者はこのニュースについて「寂しい」と率直な感想を語った。「音楽の聴き方自体が、20年前から変わってきていますので、今、CDが目を向けられなくなっているのは正直仕方のないことかもしれません...このニュースを聞いた時は、正直寂しかったですが、予想できうる流れではあったと思います」。かつて1982年にCDが登場した際、レコードも同じような道を辿った過去がある。間にカセットテープなどもあったが、当時プラスティックの透明なケースに入った、角度を変える度に色が変わる円盤の姿に“未来”を感じた人も少なくないだろう。時代もあったかもしれない。このCDはレコードと比べて圧倒的に売れた。globe、安室奈美恵、華原朋美、TRF など“小室ファミリー”と呼ばれ小室哲哉がプロデュースしたアーティストがミリオン、ダブルミリオンを連発。一方でバンドブームも社会現象に。X JAPAN、LUNA SEA、L'Arc~en~Ciel、GLAY など、日本のROCKシーンが確立され、独自の世界観で熱狂的に音楽シーンを賑わせていた。そして1995年に浜崎あゆみ、1998年に宇多田ヒカルがデビュー。特に「Automatic」「First Love」の衝撃は忘れられず、メディアがこぞって取り上げ、街のどこにいても彼女たちの曲が流れていたのは今思えば異質な状況だった。当時、バブルはとっくに終わっていた。社会情勢を見れば、90年代は暗黒の時代。しかし、CDだけは飛ぶように売れていた。日本経済を音楽が支えていた側面があり、それを牽引してきたのがCDだったのだ。CDがここまで売れていた理由として「手軽さもあったと思います」と同担当者は語る。サイズが小さく、持ち運びが楽。ポータブルCDプレイヤーの発展もあったほか「パソコンでもDVDプレイヤーでもプレイステーションでも聴けた。誰でもどこでも聴ける手軽さがあり、かつレコードと違って裏返す必要なく、ずっと再生し続けることも可能だった。さらにはダウンロードにはない『歌詞カード』。音楽解説が書かれていることもあり、ビジュアルブックのような体裁で、そのデザインも含めて“アート作品”として楽しめた。レコード世代にとっては、このブック形式は本当に革新的だったと考えられます」。レコードのように割れにくい、場所も取らない、車でも聞ける、カセットテープだとテープが伸びたり温度に弱かったりもする。これらのメリット、J-POPブームもあり90年代はCDの天下だったと言っていい。そこに登場したのがiPodだ。2000代半ば頃から変化が起こり始める。
推しを応援する文化として、コレクターズアイテムとして 変容する存在価値 「アメリカではその2000年代なかばに全米のタワーレコードさんが閉店しています。日本でもダウンロードの需要が高まると言われていましたが、想像していたよりはCDの売上に変化はありませんでした。ですが2010年代になり、ダウンロード、YouTube、サブスクが増えていくに連れ、CD自体の需要が下がった印象が。新品だけでなく中古も需要が落ちたタイトルは多い」。CD全盛期ではCDをコレクションして自分だけの棚を作って並べる・それを眺めるのも一興だった。だがZ世代においては、そもそもCD自体を手にしたことがないという人もいる。こうした状況を救ったものの一つが、アイドルソングのヒットだった。一家に1枚だったCDが、個人で1枚、さらには個人で数枚に。アーティストを応援する価値基準としてあり続け、曲そのものが持つ価値とは別軸でのCDの価値が提示された。「アイドルソングというのは『恋するフォーチュンクッキー』に代表されるように、音楽マニアから見ても価値のあるサウンドを追求していたり、新進気鋭のアーティストが曲を寄せ、最新のトレンドを取り入れたり、実験的なサウンドを試みたりするなど、“音楽”そのものに“価値”があるものが多い。しかし、あまりにも数多く世の中に流通してしまう部分は否めず、CDを中古買取りで依頼していただいても、“中古市場”的には価値が低くなる。値段がゼロになってしまうことも。販路を考えたり、買い取ったものをセット売りをするなど工夫をしていますが、買取が厳しいといった状況になることもあります」。同社では「厳しい状況に変わりありませんが、コレクターズアイテムとしてCDの価値を広げていきたい。今後レコードのように変容する可能性にも期待する」という。「昨今のアナログレコードの流行を見ると、CDというのは、レトロな価値観が付与されたレコードと、最新のダウンロード、サブスクの間で、ふわふわとした位置にとどまっている。ですが今もCDのコレクターはいますし、プレミア価値のあるCDもある。サブスクやダウンロードでは表現できない“音質”にもこだわれる。レコードが再注目されたように、今後CD、中古CDも復活の可能性はあります」。
今価値がついているCDとは 意外? ゲームのサントラが高値で取引される時代 ちなみに現在、プレミア価値がついているのは例えば、ビートルズの「アビーロード」。これは許可なく本国のアナログ音源を用いたバージョンであったため、回収された事故物件であり、世の中にあまり出回ってない。ほかマイケル・ジャクソンであまり流通してないCD。また意外なことに、ビデオゲーム『ドンキーコング』のサウンドトラックはCDでしか販売されておらず、高額で買取が行われている。メタリカやピンク・フロイドも初盤は帯の種類が違い、その帯がなければ数千円だが、あると数十万円になったりもする。“希少価値”、それは中古CDでも重要なキーワードだ。昨今、高値がついているのは90年代のアメリカのインディーズのギャングスタラップ。これらは自主制作でCDしか発売されてないことから、希少価値がある。また、昨今のレコードブームがCDブームにつながる可能性がある。「レコードは、購入し、針を落としてやっと音楽が鳴る。音楽と“向き合う”という“体験”に結びつくのです」。思えばCDもそうだ。予約し、店頭へ買いに行き、予約特典などももらい、ワクワクしながら帰宅、いよいよプレイヤーへ挿入...。音楽にたどり着くまでにいくつもの工程があり、それをこなすことも醍醐味になっていた。いつでもどこでも気軽に聴けるサブスクとは異なり、“どんなシーンで聴くか”という部分でもCDであるからこそのこだわりが強く出ていたのではないか。過去の8cmの縦長シングルもその形状ゆえのユニークなデザインがあったりする。レコードでもデジタルでもない音楽も存在する。「CDでしか聴けない」。そういった音楽もあるため「CDが終わったとはまだ思いたくない。時代の流れで、例えばインフルエンサーの影響などで、CDに価値がつく時代が来るかも知れない」。“価値”とは不思議なもの。ゴッホの絵画にしても生前はまったく売れなかったが死後、高額で取引されるようになった。同社は「エコストア」を名乗っている。廃棄は可能な限り避けたい。今、あなたの手元にあるCDも実は将来突然、“価値”が付与されるかも知れない。完璧に不要なものなど、世の中には、どこにも存在しないのだ。
Thanks! ORICON NEWS
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珍バンド「東京ビートルズ」に魅了された大瀧詠一の英断 |
2013年に65歳で亡くなった大瀧詠一の、はっぴいえんど在籍中の1stソロ・アルバム発売から50年を記念し、11月25日に 大瀧詠一 乗合馬車(Omnibus)50th Anniversary Edition がリリースされる。大瀧は日本ポップス界の巨人として数多くのミュージシャンに影響を与えてきた一方、同時に一世を風靡した後に埋もれた「名盤復刻」に尽力してきた。そんな大瀧がプロデュースを担当し、1993年に発売された4曲入りのミニアルバムが「meet the 東京ビートルズ」。演奏するのは「日本初のビートルズのコピーバンド」とのキャッチフレーズがつけられた「東京ビートルズ」だった。1964年に結成されたこのバンドのメンバーは4人。本物のビートルズ人気にあやかり、即席で結成されたため、4人のうち2人が楽器を全く弾けなかったというから、なんという時代か。さらに、コピーバンドとは銘打っているが、当時はビートルズのようなビートを上手く解釈できるミュージシャンがいなかったため、演奏はジャジーな雰囲気に。しかも、弘田三枝子の「渚のデイト」や黛ジュンの「砂に消えた涙」などの作詞者、漣健児が書いてきたのは「買いたい時にゃ 金だしゃ買える スカシタた色の 車も買える」「ランチキ騒ぎのダンスパーティーだ 羽目を外して歌おうよ」と、原詩とは全く関係ないどころか、本家が聴いたら卒倒するような歌詞のオンパレードだった。ところが、こんな珍バンドのレコードに魅了されたのが、当時、日本ビクター(現ビクターエンタテインメント)で、リマスター盤CD再発企画に参加していた大瀧だった。1992年、大瀧はニッポン放送のラジオ番組「ラジオビバリー昼ズ」のゲストとして出演。その際、同バンドの話題になり、MCの高田文夫が「本物のビートルズは日本武道館で、東京ビートルズも築地・松竹セントラルの最前列で見た、歴史の生き証人だった」と知り、意気投合。番組で繰り返しシングル曲をかけたところ、大きな反響があった。結果、発売されたアルバムは2万枚のヒットを記録することになったのである。余談だが、東京ビートルズはシングル4曲を発売後、何を思ったのか、徐々に本格的志向のインストバンドへと移行。1965年にはソノシート「ビートルズ特集16曲」に参加するなど、オリジナル色を強めていくが、エレキブームの中に埋もれ、67年に解散している。今、音源を聴き返すと、そこには本家とは似ても似つかない捨て鉢なオーラはあるものの、ガレージパンクでもある。そんなエッセンスを嗅ぎ取り、面白がった大瀧の感性には、改めて脱帽させられるばかりだ。
Thanks! アサ芸プラス
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