つれづれなるままにWINGSFAN
Tribute Vlog for Paul McCartney & Wings
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ポール・マッカートニー&ウイングス
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情報などを毎日掲載しています。 

wingsfan@wingsfan.net


湯川れい子 私が出会った20世紀のアイドルたち 〈 前編 〉
プレスリー、ビートルズ、ストーンズ...1965年から、多くのロックレジェンドたちにインタビューをしてきた音楽評論家の湯川れい子が、出会ったアイドルたちについて語ります。

ポール・マッカートニー

スターとオーラ
私が仕事で出会ってきた人たちはレジェンドと呼ばれたりもします。例えばポール・マッカートニー。1966年以来、ポールを知っています。ザ・ビートルズとして来日した時に、東京ヒルトンホテル(現ザ・キャピトルホテル東急)の彼らの部屋でインタビューしたのが彼との最初の出会いでした。コンサートツアーに明け暮れていた彼らを題材にしたドキュメンタリー「ザ・ビートルズ ~ EIGHT DAYS A WEEK」にあるように、超多忙で、かつガードが堅かった彼らですが、日本公演の主催者である読売新聞からの依頼で、何とかホテルの部屋にたどりついた私に、4人はとてもやさしく接してくれました。最後はリンゴ・スターとのツーショットをジョージ・ハリスンが撮影してくれたんです。ポールに会うと75歳の今でも”輝き”を感じます。彼は最初の妻であるリンダと共にビーガン(完全菜食主義者)になって以来、牛乳も卵も摂っていない。でも、水1杯も飲まないで2時間以上のライブをこなしてしまう。2017年の日本公演でもそのことが話題になりました。「競走馬だって肉は食べていないだろう?」。その食習慣が不思議だった私にポールは語ってくれました。「草(野菜)の中に全てがあるんだよ」と。ポールが今も放つパワーを見ていると、それも本当かな...と思ってしまいます。アイドルが持っている独特の力のようなもの。私はそれを輝きと表現しましたが、今はオーラという便利な言葉が使われたりします。昔はそんな言葉がなかった。「湯川さん、誰それには今もエネルギーがあるか、確かめてきてくれますか」。1970年~80年代に日本のレコード会社から依頼されたりしました。多額の費用を使って外国人アーティストのプロモーションをしようという時、どれほどのスター性があるか、あるいは残っているか、それを重要視していたんですね。私は1960年代初頭にジャズ評論を書き始め、そこから音楽の世界に足を踏み入れました。歌詞に興味を持っていたので一所懸命英語を勉強して、海外アーティストへのインタビューもするようになり、交遊関係が広がっていきました。上り調子にある人は、本当に光り輝いて見える。会うと目に見えるようにそれが分かります。アーティストでなくても、たとえば絶頂期の小泉純一郎さんなどにも、その輝きがありました。だからきっとスターっていうんでしょうね。きらきらしているから。アイドルであるためにもっとも必要なもの。それが輝き、オーラなんです。逆に人気にかげりが出始めると、輝きが濁ってくるように感じられる。おもしろいですね。

リンゴ・スター

エルヴィスに会いにいく
私は明らかに男の評論家の方たちとは違いますね。自分でも”毛穴と子宮で考える”なんて言ったことがあります。音楽やアーティストを論評する際、他の評論と同じで、歴史の縦軸と同時代の横軸の中で考えるのは大切です。でも、私にとって、論ずる対象が好きになれないと文章にするのがむずかしい。最初はソニー・ロリンズやセロニアス・モンクといったモダン・ジャズについて専門誌に書き始めました。でも、ジャズであっても好きになれないと書くのが苦痛だし、書きません。そのころ米軍が開設したラジオ放送局FEN(極東放送網)で、エルヴィス・プレスリーを聴きました。曲は「ハートブレイク・ホテル」。白人なの? 黒人なの? なんともセクシーなボーカルで衝撃でした。その後、写真を見てエルヴィスは甘い顔をした白人男性だと知りました。でも、曲もすごかった。「ハウンド・ドッグ」「ラブ・ミー・テンダー」。その他、全ての時代の全ての曲。私が最初に米国を訪れたのは1964年。「自分の目で確かめたい」と当時の自分の行動を定義したこともあります。トニー・ベネット、コニー・フランシス、ナット・キング・コールなど人気の高い歌手に会いました。でも、最大の目的はハリウッドを訪れてエルヴィスに会うことだったのです。私は彼の大ファンでしたから、折にふれてエルヴィスを称賛してきたこともあり、エルヴィスというと私、と一般の方々まで認識してくださるようになりました。でも、例えば今はフー・ファイターズだって楽しく聴きます。ただあえて若いひとたちに、エルヴィスを聴いてごらんなさいと言いたいですね。エルヴィスは1977年に急死しましたが、ロックに多大な影響を与えた、もっとも強い輝きを持った真のレジェンドだと思います。スターとは非凡な才能を持たぬ凡人たちの夢の投影かもしれません。私が1971年、念願かなって会えたエルヴィスは落ち着いた物腰で終始、南部の人らしく接してくれました。その時のラスベガスのステージも素晴らしいものでしたが、エルヴィスはいろいろなことに悩んでいた時代で、頰に流れる汗は涙に見えました。それだけに、単にロックン・ローラーではなく、生身のアーティストとしての歌が心に染みました。エルヴィスが今も残っているのは、あの時代の歌があったからこそだと思います。

エルヴィス・プレスリー

湯川れい子
1936年、東京都出身。1960年にジャズ専門誌「スウィング・ジャーナル」への投稿から、評論家としてデビュー。その後、ラジオDJ、ポップスの評論・解説を手がける。中森明菜、松本伊代などのヒット曲も手がけてきた。

Thanks! GQ JAPAN

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本、雑誌、ムック
12/7 ロッキング・オン 2023年1月号
12/9 伝説の音楽雑誌ティーンビート ビートルズ特集保存版
12/12 アンド・ザ・ビートルズ Vol.4 リボルバー
12/20 Batman / Superman:World's Finest (ポール・マッカートニー表紙)
12/26 インドとビートルズ:シタール、ドラッグ&メディテーション
2023年 「タッグ・オブ・ウォー」図鑑(仮)
2023年 ポール・マッカートニー国内盤シングルレコード大全(仮)
2023年 マル・エヴァンス伝記本

映画
12/7 18:00 公開前夜トークイベント ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/8 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/8 11:20 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/8 13:30 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/8 19:00 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/8 19:15 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/8 20:00 ジョン・レノン、ニューヨーク
12/8 「コンサート・フォー・ジョージ」20周年記念上映
12/9 16:35 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/10 10:00 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/11 12:30 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/16まで ロックンロール・ハイスクール
12/17 未定 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/17 未定 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
12/18~24 ロックンロール・ハイスクール
12/29 「コンサート・フォー・ジョージ」20周年記念上映
12/31 ロックンロール・ハイスクール
2023/1/21 未定 トークイベント付き上映 ジョン・レノン ~音楽で世界を変えた男の真実~
2023/1/27 ミスタームーンライト ~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~
2023年? The Lost Weekend: A Love Story
2023年? ブライアン・エプスタイン Midas Man
2023年? ザ・クオリーメン

TV、ラジオ
12/7 26:05~27:00 ラジオ深夜便 ジョン・レノン作品集 NHK-FM、NHKラジオ第1
12/8 16:22~17:21 アナザーストーリーズ ジョン・レノン そして“イマジン”は名曲になった NHK BSP
12/10 19:20~20:00 Dr.竹迫のミュージック・クリニック リボルバー特集・中編 FM aiai
12/17 19:20~20:00 Dr.竹迫のミュージック・クリニック リボルバー特集・後編 FM aiai

イベント
12/8 18:30 Give Peace a Chance! ジョン・レノン追悼コンサート 2022
12/8 19:00 ジョン&ヨーコの「シングル盤」を全て聴く夕べ (ジョン42回目の命日に)
12/8まで マッキーズ・ヴァイナル 牧野良幸の描くアナログ名盤記
12/9 10:00 ビートルズと60年代カルチャー ヒストリー 1969、Q&A、閉講式
12/10 13:00 ビートルズの音楽で愛と平和を! Gig Me Do!イマジンプロジェクト
12/10 13:00 ビートルズ・デビュー60周年 いま振り返るスタジオ・セッションの歴史 1966-1970
12/10 16:00 英国ロックの秘蔵カッティング・マスターを聴く Vol.3
12/10 15:00~18:00 ゆめ参加NAブログ主催・西日本Meet Up会 第1部
12/10 19:00~21:00 ゆめ参加NAブログ主催・西日本Meet Up会 第2部
12/17 15:30 COMMA-DADA ビートルズ クリスマス コンサート
2023/1/2~9 ザ・ビートルズ写真展&公式グッズ・ショップ
2023/1/9まで THE GOLDEN YEARS OF BRITISH ROCK 浅沼ワタル写真展 大阪
2023/1/14 13:00 アラウンド・ザ・ビートルズ2023 いま改めてビートルズの魅力を再検証
2023/1/29まで マリー・クワント展
2023/2/11 13:00 アラウンド・ザ・ビートルズ2023 いま改めてビートルズの魅力を再検証
2023/2/12まで アンディ・ウォーホル・キョウト
2023/3/11 13:00 アラウンド・ザ・ビートルズ2023 いま改めてビートルズの魅力を再検証
2023/3まで The Beatles:Get Back to Let It Be 展
2023/4/8 13:00 アラウンド・ザ・ビートルズ2023 いま改めてビートルズの魅力を再検証
2023/5/13 13:00 アラウンド・ザ・ビートルズ2023 いま改めてビートルズの魅力を再検証
2023/6/10 13:00 アラウンド・ザ・ビートルズ2023 いま改めてビートルズの魅力を再検証

グッズ
12/9 リボルバー スペシャル・エディション発売記念公式ロング・スリーヴTシャツ
2023/1/30 ポスター ルーフトップ・コンサート Vol.2

CD
12/14 ポール・マッカートニー LISTEN TO THIS Mr.B
12/21 ジョージ・マーティン ア・ペインター・イン・サウンド:プレ・ビートルズ・プロダクションズ・アンド・クラシカル・インフルエンス
12/21 ビートルズ シングル・B-サイド・コレクション
12/28 ビートルズ 1964・US・ファースト・アタック
2023/1/25 ビートルズ EMIスタジオ・セッションズ '65-'66 【2nd Edition】
2023/2/10 ブラッド・メルドー Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles

アナログ盤
12/16 ジュリアン・レノン Imagine
2023/2/10 ブラッド・メルドー Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles

Web配信
12/16 If These Walls Could Sing Disney+

4K Ultra HD , Blu-ray , DVD
2023/2/15 ポール マッカートニー ゲット・バック Blu-ray
2023/2/15 ポール マッカートニー ゲット・バック DVD