つれづれなるままにWINGSFAN
Tribute Vlog for Paul McCartney & Wings
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ポール・マッカートニー&ウイングス
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意外な組み合わせ? ポール・マッカートニーとVR
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ポール・マッカートニーと VR という取り合わせを意外に思われる方もいるかもしれない。VRドキュメンタリーショー「Pure McCartney VR」は2016年に発表された自身のベストアルバム「ピュア・マッカートニー~オール・タイム・ベスト」の発売と連動した企画として、また英国政府観光庁の GREAT Britain のキャンペーンとして制作された。

ポール・マッカートニーのVR作品「Dance Tonight」

作品は、彼の自宅のプライベート・スタジオで撮影された360度VR動画をベースに、未発表のアーカイブ映像や写真を挿入しながら、ポールの代表的な曲の背景を掘り下げていく内容で、楽曲に関する逸話を彼自身が語りながら、ファンがポールと一緒に思い出の旅を共有できる構成になっている。彼のウェブサイトでは、「Dance Tonight」のほか、「Coming Up」「My Valentine」「Mull of Kintyre」「Early Days」の計5作品が発表されている。これらの作品はドキュメンタリーながら、ポールがマンドリンや、ギター、エレキピアノやドラムを奏でたり、過去のミュージックビデオに合わせて歌ったり、視聴者に語りかけたりする、とてもリラックスした展開になっている。テキストやドローイングや地図、アニメーション、CGなどがグラフィカルに挿入され、映写機から投影されるフィルム映像がつくり出す影なども大胆に生かしたポップでおしゃれセンスを感じさせる作品だ。通常のVR動画では、1カット内に視聴者が見回すだけの時間を確保することが通説となっていたりするのだが、ここでは素早い場面切り替えや、早送りの映像なども使用され、自由な編集が格好いい。

ポール・マッカートニーのVR作品「Early Days」

「アーリー・デイズ」では、プロデューサーのジョージ・マーティンの話や、ジョン・レノンとの作曲の共作方法について。また、ジョージ・ハリスンとの思い出や、リンゴ・スターとの出会いについて語っている。そして、ボブ・ディランとの神秘的なパーティーや、有名なエド・サリバン・ショーに出演した際のエピソードなどにも触れている。

ポール・マッカートニーのVR作品「My Valentine」

「マイ・バレンタイン」では、ミュージックビデオにナタリー・ポートマンとジョニー・デップを起用した経緯について話し、旅行中のモロッコで、雨のバレンタインデーの日に、妻のナンシーとホテルのロビーのピアノを使って、この曲を書いたエピソードを披露している。監督のトニー・ケイ、エグゼクティブ・プロデューサーのクリフ・プルーマー、オーディオ・エンジニアのルーク・ベックソールドらが、撮影時のエピソードや、テクニカルなパートの解説をするメイキング動画も Paul McCartney 'Pure McCartney VR [Behind-The-Scenes] として、別途公開されていて、制作の舞台裏を知る上で興味深い。トニー・ケイは、その中で「VRとは目と耳のためのヘッドホン」と表現し、クリフ・プルーマーはVRを「あなたが手に入れることができなかったコンサートのチケット」と比較している。

【YouTube】ポール・マッカートニーVR作品メイキング動画

これらの一連の作品はVR制作・配給会社の JAUNT とのコラボレーションにより制作され、24個のカメラモジュールからなるシネマティックVR用カメラ「Jaunt ONE」により、高品質のVR映像として撮影された。また、立体音響システム「Dolby Atmos」でデジタルリマスタリングされ、視聴者が向いた方向によって音が聴こえる「空間音声」が用いられている(空間音声の視聴は JAUNT のアプリが必要)。近年、ポールはマルチ・メディアにとても関心を示しており、2014年にはビートルズの解散時に最後の公演をおこなった場所、サンフランシスコのキャンドルスティックパークでのライブの模様を360度VR動画としてアーカイブしている。楽曲は「Live and Let Die」。ステージ上からの間近の目線で、ポールの演奏を楽しむことができる。こちらも「Pure McCartney VR」同様、JAUNT とのコラボレーション作品だ。

ポール・マッカートニー「Live and Let Die」

また、2016年にはコルドバのアルベルト・ケンペス・スタジアムや独ミュンヘンのオリンピック・スタジアムで、彼の One On One ツアーの模様をキャプチャーした360度写真を、Facebook の自身のアカウントに投稿している。この投稿はハッシュタグ#OneOnOne360が使われているので、Facebook上で検索して見つけ出すことができるだろう。前述のクリフ・プルーマーは「ポール・マッカートニーは革新的な一歩を踏み出している。彼は彼のファンと直接つながり、VRというまったく新しい方法で、彼の深い考えと体験を共有している」と語っている。ポール・マッカートニーのVR作品を通じて、われわれは彼の音楽や思い出や感情や人生に、身近に触れることができるのだ。

Thanks! 朝日新聞

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12/26 インドとビートルズ:シタール、ドラッグ&メディテーション
2023年 「タッグ・オブ・ウォー」図鑑(仮)
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2023年 マル・エヴァンス伝記本

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