ちょうど一週間前の2月2日（日）、六本木アビーロードで行われた ウイングス祭り WINGSFAN ～Tribute LIVE for Paul McCartney & Wings～ 1980年ウイングス日本公演発掘LIVE のレポートです。今までに無いことですが、不思議と”いまだ興奮冷めやらず”です。

開場前から六本木アビーロード前は黒山の人だかり。ポール・マッカートニー＆ウイングス・トリビュート・イベントとしては2018年12月に記録した来場者数（110名）を大きく更新する入場者数で、消防法上これ以上はNGという数の方々にご来場頂きました。もちろん、超満員の大入りで、開演前の投影スライドで御礼申し上げさせて頂きました。ウイングスファンの皆さん、Great Thanks！

写真は来場者全員にお配りしたアイテムで、満員御礼の感謝の気持ちを込めて今回のウイングス祭りの「ピクチャー・チケット」と「クラッカー（4本）」をご用意しました。ピクチャー・チケットはウイングス1980年日本公演の際のチケットを模したもので、細部にわたって徹底的にこだわったつくり（デザイン、印刷、スタンプなど）になっており、WINナースのヨシエさんを始め、九州のファンの方のご協力を頂き実現しました。表だけでなく、裏面のこだわりも素晴らしい逸品です。クラッカーは会場の制約の関係で「音だけクラッカー」。こちらはドンキでまとめ買いしました。

15:15頃（だったかな？）、ウイングス祭りが開演。恒例の乾杯の後、ポール・マッカートニー研究会＆コイコイ・ブックスの社長、コイコイさんと一緒に、ウイングス日本公演に関連した1979年12月から1980年1月にかけてのポール・マッカートニー＆ウイングスの状況を、当時及び後年に本人たちが語ったものを中心にスライド化し、トークしました。LIVE演奏という右脳的なイベント内容だけでなく、左脳を刺激するアカデミックな一面も合わせてお届けします。気分はまさに、トップナイフ (^ ^)v

今回投影したスライドは、先月（2020年1月）開催したポール・マッカートニー逮捕40周年記念トークイベントの流用ではなく、今回のイベントのためにコイコイさんが制作したもので、17枚のスライドから成る特別バージョン。コイコイさんのご好意により、2/10まで こちら からダウンロード出来ます。スライドによるトークが終わると同時に「1980年ウイングス日本公演発掘LIVE」がスタート！

ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
ジェット
ゲッティング・クローサー

エヴリナイト
アナザー・デイ
別れの時
ノー・ワーズ

クック・オブ・ザ・ハウス
オールド・サイアム・サー
スピン・イット・オン
トゥエンティ・フライト・ロック

オープニングの、観客のハート鷲掴みの3曲から、ややアンプラグドな2曲を挟んで怒涛のロック・ナンバーが続いたところで一旦休憩。少しクールダウンしないとこの後がもたない。それにしても2曲目のイントロが始まった瞬間の、場内の軽いどよめきを見た時はプロデューサーとして「ゲッツ！」いや、ガッツポーズしたワ（笑）

30分間の休憩明けはポールのピアノ曲コーナーからスタート！

ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
幸せのノック
レディ・マドンナ
ハートのささやき
フール・オン・ザ・ヒル
レット・イット・ビー

ラストまで一気にたたみかける後半戦を前に、ポール・マッカートニー研究会＆綱引き研究所（ツナ研）のノブ所長と一緒に、1980年ウイングス日本公演のチケットをどこでどうやって手に入れたかをトーク。会場の皆さんも参加してくれたのが嬉しかった。まだ、チケットぴあが存在しない時代の話なので、入手場所によって違いがあるのが興味深い。国鉄新宿駅周辺もまだ危ない場所があった時代だしね。そこに一日中並ばせられたんだよなぁ、My City のプレイガイドに（笑）

ゴー・ナウ
心のラヴ・ソング
カミング・アップ
グッドナイト・トゥナイト
007／死ぬのは奴らだ

ここからはアンコール。1回目のアンコールは、基本的にポール一人の演奏パート。

ブラックバード
イエスタデイ

2回目のアンコール・ナンバーは、バンド・オン・ザ・ラン

3回目のアンコール・ナンバーは、ハイ・ハイ・ハイ。驚きのナンバーと言えばそのとおりだけど、周辺事情から察すると無理のない選曲と思えるのが不思議。リストからだけでは答えを導き出すのは難しかったと思う。居た方はわかるよね。1980年ウイングス日本公演発掘LIVEはこの曲で全て終了。この後は今回のウイングス祭りのエビデンス・トーク。

これがポール・マッカートニー直筆の「1980年ウイングス日本公演セットリスト」。詳細は会場で話したとおりなので割愛するとして、画像が粗いのは、今夏（たぶん）出版予定の「ポール・マッカートニー・レポート 一体あれは何だっのか！？（仮）」に載せたいから。先にロシアから海賊版が入って来なきゃ良いんだけどね（笑）

ここで、1980年ウイングス日本公演発掘LIVEのボーナス・トラック（夢の旅人）を1曲披露。本物のバグパイプが場内に鳴り響きました。

何でボーナス・トラックかというと、結果的に「1980年ウイングス日本公演のセットリスト」に入っていなかったけど、当時バグパイプ楽団に演奏依頼があったため。当時のことを知っている方から直接聞いた話の証言付きでトークして頂きました。武道館で聴きたかった、観たかったぁ～

最後は出演者全員がステージに上がって大団円。3時間近くにわたって行われた ウイングス祭り WINGSFAN ～Tribute LIVE for Paul McCartney & Wings～ 1980年ウイングス日本公演発掘LIVE はこれにて終了。ご来場頂きました皆さま、ご来場頂きありがとうございました。六本木アビーロードの皆様、いろいろご配慮頂き、感謝申し上げます。そして、出演者＆スタッフの皆さん、お疲れさまでした＆ありがとうございました。皆様に深く御礼申し上げます。

Great Thanks！　you, you, you